2月24日(月祝)、年長さんチームが「U6 パルカップ in浦和」に参加させて頂きました。
パルカップは、3-4ヶ月毎に参加させて頂いていますが、この年長さんチームが参加する大会の中で最もレベルの高い大会です。
毎回、1日で6試合ほど対戦しますが、その中で1点とれるか、1勝できるかというレベルの高さです。今回も「1得点」「あわよくば複数得点」「あわよくばあわよくば1勝」を目標に参加しました。
結果は、悔しくも全敗となりましたが、最後のトーナメント2試合では、「2点先制の3失点の大逆転負け」「先制されながらも、粘りの1得点」という、共に白熱した試合を展開する事ができました。
強豪揃い、すごく寒いなど、気持ちを高める事が難しい環境であり、1試合目2試合目はなかなか良い動きが出来ませんでしたが、「このままじゃ終われない」「1点でも取るぞ」という気持ちなのかなんなのか、子供達自身の気持ちは彼らにしか分かり得ないですが、そういった「頑張る姿勢」「なんとかしたいという気持ち」が試合を重ねる毎に表面化していっていたように思います。
私が未就学児の頃はこんなに頑張れなかったなと、彼らはとてもたくましいなと感じます。

大前提として、彼ら全員にただただサッカーを楽しんでもらいたい。そう強く思っています。
ただ、「楽しい」の要素はなんなのか。長期的な視点で見た場合、本当の意味でのスポーツの楽しさは、ポジティブな感情とネガティブな感情の上に成り立つものと思います。
「楽しい = 毎試合勝利する事」、それだけではないですよね。当然スポーツですから、勝ち負けは大事。その上で、勝ちからこそ得られる成功体験、そこから少しづつ積みあがる自信や自己肯定。
一方で、負けから学べる事もたくさんあります。負けて悔しいからこそ芽生える「勝ちたい」という気持ち。「あの子はなんであんなドリブルができるんだろう?」「どういう練習をしてるんだろう?」「でも、自分にはこういう強みがある」「もっと上手くなりたい」、、悔しいからこそ湧き出る感情がありますよね。勝った時には生まれづらい、成長を促すきっかけとなるすごく貴重な感情です。
とは言え、どんなスポーツだって負けてばかりだと、楽しさも感じづらくなってしまう。バランスがすごく難しいですが、こういったハイレベルな大会に参加するメリットは大いにあるなと感じています。
一定期間ごとにレベルの異なる大会に参加している事が、今の年長さんチームの成長に少なからず寄与している事は間違いないと思います。今後も色々な角度から検討を重ね、子供達にとって意味のある大会参戦を選択していきたいです。
改めて、今回もとてもかっこ良い姿を見せてくれた選手たちに拍手です。引き続き頑張っていこう!楽しんでいこう!
トーナメント:1試合目

トーナメント:2試合目
